中国雲南省に起源を持つ茶(Camellia sinensis)産業は、産地毎に独自の形で発展しました。
- 植民地政策下での大プランテーション:インド、スリランカ、インドネシア、東アフリカ・・
- 職人的生産技術と洗練された茶文化:日本、韓国、台湾、中国・・
- 2000年以降開園の茶畑(東洋文化や健康への関心、熱心なtea blogger):ハワイ・・
そしてこれまでは同じ産地内であっても、茶農家と消費者の間には複雑な流通などの深い溝があり、消費者には、どこで、どんな人が、どんな製法で・・ということを知る手立てがありませんでした。まして海外の産地に至っては。
ITFAはこれまで世界の茶産業の底辺に隠れていた茶農家が、インターネットを利用して茶農家同士、茶業関係者及び茶愛飲家と交流できる場として設立されました。ITFAは、来年3月にメンバーの茶農家に和束に来てもらい、世界茶産地サミットを開催します。そこで茶農家さんからどんな悩みやアイデアが飛び出すでしょうか。
12月の茶大学では、世界茶産地サミットやITFAの活動に関心がある方(運営したい方 大歓迎)を募集します。海外のパートナー茶園のお茶を飲みながら、ITFAの未来を語り合いましょう。
詳しい内容
【集合場所・時間】
電車の場合⇒13:00 JR加茂駅(会場まで送迎あり。)
地図など詳細情報
お車の場合⇒13:15 ふれあい工房・テラス和束
京都府相楽郡和束町大字白栖猪ケ口25-5
地図などの詳細情報
【スケジュール】
13:30 – 14:00 ITFA及びGTTクラブの設立と活動の説明
インターネットを活用して、農家の情報発信及び、こだわりの茶葉を世界の茶園から直接お届けする仕組みづくりを目指しています。
14:00 – 14:50 世界各地の茶葉産業
茶葉が愛飲家に届くまでの生産・流通など、各国の従来の仕組みを概観します。
14:50 – 15:00 休憩
15:00 – 16:00 ITFAのメンバー紹介 (海外茶葉の試飲)
先進的な考えを持ったITFAのメンバーや茶園を紹介します。
Skypeを利用して海外のメンバー(愛飲家や農家)にも登場してもらいます。
16:00 – 17:30 今後の活動に関して(意見交換)
世界茶産地サミット/ITFA/GTTクラブ
【参加費】 無料
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